日記
今日からツイッターをやめてみることにした。無意識にツイッターを開こうとしてそういえば消したんだったを繰り返す。
ツイッターが日常の一部に組み込まれていることを実感しました。怖い。
論文投稿のために2年前に卒業した顔も知らない先輩の実験をもう一度やり直しているんですが、手法自体が怪しく何回やっても上手くいかない。
というか、去年もおなじことをやらされて手法自体がイマイチであることを先生に言ったけど、そんな粗探しみたいなことをするなとキレられた。その時から俺はイエスマンになることを決めました。
上手くいかない理由を説明してこの実験を終わらせたいんだけど説明が下手すぎて先生が納得してくれない。
僕ってどうしたらいいですか?
ピラミッドを駆け上がれ!!
皆さんの所属する団体には階級ピラミッドみたいなのがあると思います.
皆さんはどの位置にいますか?一番上にいる?いいですね.
小学生の時にピラミッドの一番上にいる人たちが好きな人ランキングみたいなの(クラスの人全員をトーナメント形式で記述してマッチした2人を比較して好きな方が勝ち抜き)をやっておりめちゃくちゃ問題になっていました.
僕自身は問題のやばさがわかっていなかったのですが,教頭先生まで出てきていたのでやばい問題だったのでしょう.まあこれはどうでもいいです.
僕はピラミッドの中でどこに位置するのでしょうか?
一番下です.
運動もできず,明るい性格でもなかったのでそんな奴は問答無用で底辺に追いやられるでしょう.小学生の時はそういうものを意識することはあまりなかったのですが,中学生あたりからピラミッドが見えるようになってきます.見える化ですね.
底辺であると気付いた僕は主戦場を教室からインターネットに移しました.
ツイッタラーの誕生です.
学校から帰るとすぐにパソコンを起動してキショツイートの生産に励みました.
それが功をそうしたのかクラスメイトの数人から声をかけてもらえるようになりました.底辺から抜け出せたわけではないですが,居場所が出来たわけです.
これ以降,高校,大学と知り合いを作る際には,まず最初SNSで知り合いになってから実際に会うみたいのが多くなりました.
こんな感じでいい点ばかり上げていますが悪い点もあります.
僕は自分のをことをいじったツイートをすることがあるのですが,それをを見て僕のことをいじってきたり見下した感じの態度をとってくる人間が一定数いるという点です.
俺が自分を卑下してるからといって,それは俺を見下していいという理由にはならないだろ
自虐をネタにしている僕自身にも責任はあると思うのですが,だからといってそういうやつに対して舐めたりしないでねということです.
以前同じようなことがあったのでちょっとイライラして怒ってみたんですが,普段怒りなれていないのと,なよなよしている感じが相まって「陰キャ君が怒り出した!w」みたいな雰囲気になったのも腹立ちます.
話し方とか,見た目でその人の芯の部分まで決まるわけではありません.
ここまで読み返してみたのですが文の流れがぐちゃぐちゃでめちゃくちゃ読みにくいですね(^_^;)
練習します
ねみ~
こんにちは,大学4年生の武田です.
今私は絶賛卒論執筆中なのですが,驚くほどやる気が出ません.
実を言うと,昨年度の秋あたりから人生のやる気が出ません.
なんででしょうか,過去を振り返ります.
3年になりたての頃,コロナの影響でオンライン授業になりました.課題が多く,大変でしたが,家で受ける講義というのは新鮮さもあってそれなりに楽しめました.
しかしさすがに後期になると飽きてきます.ぼくは実験を除くと週5コマほどしかとりませんでした.そうなると1日の活動時間が3時間ぐらいのグータラ人間が完成します.その時期はグータラ人間でも問題なかったのですが,4年生になってからが大変です.
4年生では研究室に配属され,毎日研究にいそしみます.そのころの私はプロ級のグータラ人間でしたので,当然毎日活動などできるはずもなく,ずっと布団の上で転がっていました.しかし教授様に毎週進捗報告をしないといけないので,報告前日に3時間だけ活動して報告する生活をしていました.
教授様は忙しく,私のカスみたいな付け焼き刃の進捗報告に対して怒っているような時間はありません.これをいいことに私は今までこの付け焼き刃進捗報告を続けていました.
でも,流石にもうやばいです.なぜなら卒業論文という形で今までの付け焼き刃報告たちをつなげる作業をしないといけないからです.継ぎ接ぎだらけの論文はもろく,またつなげるのにめちゃくちゃ時間がかかります.(論文内では"めちゃくちゃ"というような読む人によって,解釈が変わるような表現は避けた方がいいです.)
1日3時間の努力ではもう無理です.皆さんはこうならないでください.
置き石
学童クラブというものに所属していました。放課後行き場のない小1〜3年の子供たちを匿ってくれる場所です。
学童の閉館時刻になると家の方向ごとに班を分けてその班でグループになって帰ります。
僕は当時その班で唯一の3年生だったので班長という役職を与えられていました。
年功序列文化の根強い日本らしい決め方だね。
班のメンバーにI場くんという男の子がいました。彼は当時1年生だったので年功序列制ではカースト最低辺の雑魚です。
でも彼は1年生だったので年功序列の意味も知らなかったのでしょう。
何を思ったか急に列を乱し
石を線路に置いたんですわ。、
しかも遮断機が閉まるギリギリの時に。。
僕は彼にやめろと言いました。班長なので。
どうしようもない、あかん。
踏切からのカンカンという音が「ァカン、ァカン」と警告しているようにも聞こえました。
線路に石をおいたらアカンのです。
電車の音が近づくにつれて、遮断機が示す矢印が僕のほうに向かってくるように感じました。
「死んだらアカン、死なせてもアカン」という校長先生の口癖が頭の中で無限ループしています。
どっちも守れそうになかった僕はパニックで頭が真っ白になりました。
キキィッー!という音で目が覚めました。
目の前にはI場くんがいました。
僕は天国に来たのかなと一瞬思いましたがそうではないとすぐにわかりました。I場くんのような極悪犯罪者が天国に招かれるわけがないからです。
班長責任で一緒に地獄に連れて行かれたのかと思いましたがそうでもなかったようです。
I場くんが置いた石は白く粉々になっていましたが幸い電車には何の問題もなかったようです。
よかったね。
𝒀𝒐𝒌𝒂𝒕𝒕𝒂…
正直者の僕はことの顛末をしっかりと先生に話しました。班長なので。
班全員で怒られました。I場くんは「班長は何も注意してくれなかった」と謎の抗議をしてました。地獄行くのは確定だと思います。
僕は引責辞任を申し出たのですが年功序列が崩れるからという理由で班長をそのまま1年間務めることになりました。
置き石はやめましょう。
夜半
夜、午前2時。僕はこの時間に散歩をするのが好きだ。誰もいない線路沿いの道。ひんやりとした空気が肌を撫でる。時が止まった空間を自分一人だけのものにしているような気分になる。僕はこの一人ぼっちの空間で歌うのが好きだ。昼の世界では歌っているのを人に聞かれると気まずくなって歌うのをやめてしまうか、聞いた人間を殴り殺してしまう。もう5人は殺してしまった。しかし裁判では正当防衛と認められて数ヶ月の執行猶予で済んでしまう。毎回。僕は殺めてしまった人々の名前を忘れないように右手の甲にマジックペンで書き記している。でも流石に6人目はやばいらしいので歌うのは夜だけにすることにした。僕の喉から奏でられる"とっとこハム太郎"が暗闇に響く。サビを歌っている時だった。
「俺も〜!」
どこからともなく男の声が私の耳に入り込んできた。
聞かれてしまった。
殺さなければ、と思った。6人目はまずいとかそういう段階をすっ飛ばして僕の心には殺意以外の感情は消えていた。歌を邪魔されたからではない。聞かれてしまったからだ。
誰だ!と叫ぶとゴトッという音と共に黒い影がスッと消えるのが目に入った。僕はその方向へ一目散に走った。影は自分が思っていたよりも遅く簡単に追いついた。
「タイショーくん!?」
その影の正体はヘルメットを被ったハムスターだった。彼はこんな遅い時間にもハムちゃんずのために夜勤をしているらしい。
「6人目じゃなくてよかった。」
マジックペンでタイショーくんと書いた。
寿司
回転寿司というものをご存知だろうか
一般的な寿司屋というものは大将と対面したカウンター席に座って直接注文して寿司を握ってもらう。
しかし回転寿司はなにやら機械で形成された米の上にネタが乗ったものがレーンの上を流れてくるのである。
競馬に大勝ちしたという友人が寿司に連れて行ってくれるというのでそんなら一杯よばれようということでついていった結果、この回転寿司というカラクリ館に押し込まれたのだ。
正直なところ私は困惑した。回転する寿司というのを初めて見たからである。
席に着くと右から現れては消えていく寿司に目を奪われた。マグロ、ハマチ、タイかつて共に海を渡り歩いてきた魚たちがまた寿司のレーンに集い泳ぎ回っているではないか。回転寿司が魚たちを生き返らせたのである。この時から私は廻転生の存在を信じるようになった。
感動しつつ魚群に手を伸ばそうとすると友人が「そんな時間のたった奴はダメだよ、美味しくない」と私の手を振り払い何やらタッチパネルを操作し始めた。
しばらくすると魚群のレーンとは別にある上段のレーンから新幹線に乗ってマグロがやってきた。
「ほらこっちの方がネタが新鮮でいいだろう?」と誇らしげに私の前に皿を置いた。
その時私にはえもいわれぬ感情が湧き上がり身体中に電撃が走った。
友よ、お前にはこの魚たちが楽しそうに泳いでいる姿が見えないのか?確かに長時間レーンを流れたネタはしなびて多少は味が落ちるだろう。でもそれは回転寿司に求めることであろうか。味の良い寿司が食べたいのであれば普通の寿司屋に行けば良いのだ。新幹線に乗ったマグロは「もっと泳ぎたかったでやんす」と泣きわめいている。寿司に新幹線?どうしてそのように酷く残忍なことができるのだ。
一喝した後は友人も反省したのか新幹線を使うようなことはなかった。
場が落ち着かと同時に空腹を思い出したので鯛をいただこうと思った。しかし魚群の中からはなかなか鯛が見つからない。
…
数分後、新幹線に乗った鯛を喰らった。